
開幕週の東京メインはおなじみの根岸ステークス(G3)ダート1200mだよ。フェブラリーステークスの前哨戦で16頭が揃ったな。

ダート戦ですが、まずは馬番別成績を確認します。過去5年です。


やはり、馬番による有利不利はほとんどなさそうということでいいよな。

そうですね。馬番は気にしないで大丈夫そうです。去年はここから傾向などを探りましたが、今年はダートは冬場に強い種牡馬を抜粋しました。結果はこちらで、過去3年の冬季(12-2月)のデータを参照しました。なお、検討経緯はこちらの記事を参照ください。
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 |
ヘニーヒューズ | 73- 52- 53-400/578 | 12.6 |
クロフネ | 38- 36- 36-345/455 | 8.4 |
パイロ | 33- 28- 30-330/421 | 7.8 |
ロードカナロア | 43- 40- 33-304/420 | 10.2 |
アイルハヴアナザー | 30- 28- 24-294/376 | 8.0 |
オルフェーヴル | 36- 28- 32-237/333 | 10.8 |
シニスターミニスター | 26- 26- 18-262/332 | 7.8 |
キングカメハメハ | 30- 42- 16-223/311 | 9.6 |
ハーツクライ | 32- 33- 23-212/300 | 10.7 |
エンパイアメーカー | 21- 25- 20-187/253 | 8.3 |
キズナ | 22- 26- 25-146/219 | 10.0 |
ディープインパクト | 22- 18- 19-145/204 | 10.8 |
マジェスティックウォリアー | 16- 20- 13-138/187 | 8.6 |
エピファネイア | 11- 7- 5- 99/122 | 9.0 |
トランセンド | 11- 10- 14- 83/118 | 9.3 |
カレンブラックヒル | 9- 9- 13- 74/105 | 8.6 |
アポロキングダム | 8- 6- 6- 67/ 87 | 9.2 |
モーリス | 7- 7- 6- 55/ 75 | 9.3 |
ディスクリートキャット | 8- 3- 4- 57/ 72 | 11.1 |
リアルインパクト | 6- 4- 3- 59/ 72 | 8.3 |
ドゥラメンテ | 7- 4- 7- 46/ 64 | 10.9 |

素朴な疑問なんだが、冬季に強い種牡馬はクラスについての条件がないよな。重賞レベルでも通用するってことでいいのかい?

さすがテンさん鋭い視点です。抜粋種牡馬の昨年(2020年)の重賞成績を見てみてみます。重賞でも成績が良く、底力(高いクラスでも成績を残せる力)の面でも優秀なことがわかっていただけると思います。
ダート重賞 単勝回収率64 複勝回収率107
うち冬季 単勝回収率18 複勝回収率128

そうかわかったよ。冬季(1、2、12月)の重賞は、東海S、根岸S、フェブラリーS、チャンピオンズカップ、カペラSの5つしかないけど、通年の分と合わせて通用するとみれるよな。つまり次のうちから選択するってことでいいよな。
ヘニーヒューズ 2、8
アイルハヴアナザー 5
オルフェーヴル 6、7
シニスターミニスター 4
ハーツクライ 12

それとレースの傾向ですが、前走距離は気になるところです。
1200 2.1.0.19
1400 0.2.2.33
1600 1.1.0.3
1800 2.1.3.7
長めの距離を使われていた馬の実績が目立ちます。

前走レベルはどうだい?

レベルを気にするとすれば、スリーグランドのすばるS、タガノビューティーのギャラクシーSが共に3着ですが、レベルは高くありません。


人気はどうでしょうか?

前売りだとこんな感じだね。
8番 タガノビューティー
7番 ヘリオス
5番 オメガレインボー
大混戦で1人気でも4倍以上だろうな。

選抜した種牡馬の産駆でも、指数1位の2番レピアーウィット、指数2位の6番ジャスティン、共に人気薄で面白いと思います。前走芝ですが1200mで先行力を見せた、3枠6番ジャスティンでどうでしょうか。

東海ステークスは最後の選択がダメだったが今回はどうかな?GOOD LUCK!
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