障害コース特徴【2021年5月編】

競馬場別に障害コースの特徴を分析しようと思うのですが。

データが集まりにくい障害レースのデータ分析はやりにくいですね。合理的な切り口と優位性のある結果が求められますので。

過去のデータを競馬場別に集計したところ、馬番に関して優位差のあるデータも得られましたので。

それでは、まず過去5年間（2016/1/5～2021/5/16）の障害レースデータを調べました。まずは、競馬場別です。

馬番別の成績はこちらになります。

そうですね。このデータを競馬場別に見ていきます。

福島障害レースの過去5年間（2016/1/5～2021/5/16）を調べました。距離は2750ｍ（61レース）を中心に2770、3350、3380とありますがこれら全てが含まれます。

そうですね。ややはっきりしませんが、３～７番で単複勝率が良いですね。中から内がやや優勢でしょうか。

新潟障害レースの過去5年間（2016/1/5～2021/5/16）を調べました。距離は2850ｍ（65レース）を中心に2890、3250、3290とありますがこれら全てが含まれます。

単複勝率、回収率共に８番より外が優勢です。

外有利があまり馬券（配当）に反映されてないようですので少し期待できるかもしれませんね。

東京障害レースの過去5年間（2016/1/5～2021/5/16）を調べました。距離はダート3000ｍ（27レース）を中心にダート3100、3110とありますがこれら全てが含まれます。

単複勝率、回収率共に１、２、１４番がよいですね。それと大外を除くと６番より内側が良いですね。それと偶数馬番の複勝回収率が非常に高いです。

大外は揉まれにくいので有利ということがいえそうですが、内側も案外揉まれにくいような要素があるのかもしれませんね。これは推測の域をでませんが。

中山障害レースの過去5年間（2016/1/5～2021/5/16）を調べました。距離はダート2880ｍ（33レース）を中心にダート3200、3210、3350、3570、中山大障害（4100）、中山グランドジャンプ（4250）とありますがこれら全てが含まれます。

そうですね。ただ、その他は傾向が難しそうです。障害のチャンピオンコースですからそう簡単には料理させてくれないのかもしれませんね。

後入れなので多少有利だとは思いますが、奇数馬番を30ポイント超上回っています。異常値に近いので、偶然の要素もあるのだと思いますが、東京同様ですから合理的な根拠がある可能性もありますね。

中京障害レースの過去5年間（2016/1/5～2021/5/16）を調べました。距離は3000ｍ（83レース）を中心に3300、3330とありますがこれら全てが含まれます。

そうですね。外枠でも単複勝率が落ちないので回収率がやや高いように思いますが、とくに強い傾向とは言えない感じですね。

京都障害レースの過去5年間（2016/1/5～2021/5/16）を調べました。距離はダート2910ｍ（31レース）を中心にダート3170、3170、3930とありますがこれら全てが含まれます。現在大改修中で改修後は傾向が変わるかもしれません。このデータは参考程度ですね。

カメラワークですか・・・さすがの発言です。競馬を彩る要素は本当に多いですよね。本題の内外の傾向なのですが、中京と似た傾向でしょうか。外枠の成績が落ちないので、回収率が高くなる傾向です。

阪神障害レースの過去5年間（2016/1/5～2021/5/16）を調べました。距離はダート2970ｍ（58レース）を中心にダート3110、3140、3900とありますがこれら全てが含まれます。

そんなに強い傾向ではないですが、内枠の単複率が優秀ですね。それと大外、偶数馬番の複勝回収率が目立ちますね。

狙い方が難しいかもしれませんが、東京、中山と同様の傾向ですからこれについても・・・

小倉障害レースの過去5年間（2016/1/5～2021/5/16）を調べました。距離は2860ｍ（49レース）を中心に3390がありますがこれら全てが含まれます。

そうですね。小倉コースについては優位差なしということで良いと思います。

馬券や予想にどう活かすかについては難しいところもあると思いますが、参考にして成績を上げてもらえると嬉しいですね。